NAMMに初出展したフルートーン。
これまで一度も表舞台に登場した事がなかったこともあり、
行き交う人々から次々と声を掛けられていたマイクフラー氏。
まるでロックスターの様でした。
世界中のギタリストに愛されてきたOCD がフラッグシップモデルとして
インパクトのあるお姿でお出迎えしていました。
いくつかの異なるバージョンのOCDが存在しているのは承知の事実。
バージョンによってそのトーンには若干の違いがありますが、
自分の好みのバージョンを見つけ出すのも楽しいですよね。
まずはOCD v2そしてOCD v1.4 の再販を予定しているとの事です。
PS、B'zのサポートギタリストのYTが愛用しているのはバージョン1.7でした。
ご存知の通り、"Fulltone Musical Products"は2022年9月に廃業宣言をして、
マイクフラー氏が30年間に渡って守ってきたカリフォルニアの工房を閉鎖。
ナッシュビルに引っ越し居を構え、広大な敷地内に立派なレコーディングスタジオを建設し、
以来地元のミュージシャン達とレコーディングを楽しんでいるご様子です。
そして昨年、テキサス州にあるジャクソンオーディオ社がマイクとライセンス契約を交わし、
メーカーとして生産を一任される運びとなり、"Fulltone USA"として生まれ変わりました。
そこで今回ジャクソンオーディオ社とブースをシェアする形でNAMMに出展されていました。
近い将来、カリフォルニアバージョン vs テキサスバージョン、と比較されたりして
また新たな話題を振りまいてくれる事でしょう。
正直今後マイクフラー氏不在のクオリティーコントロールには多少懸念が残りますが、
日本に入荷するテキサスバージョンのペダルにしっかりと目を光らせていく所存でございます。
⭐︎今日のBGM⭐︎
Phil X .... NAMM 2024 Zeppelin's "Black Dog"