とある下町の小料理屋さんにての会食会に知人からお誘いを頂き
その最寄り駅から入り組んだ道をトボトボ歩いて向かいましたが
道に迷いそのお店になかなか辿り着くことが出来ず。
Wifiがないと自分のiPhoneは使えないので途方に暮れていたところ
ちょうど小学校高学年くらいの男の子三人組がわいわいと歩いてきたので
声をかけて道を尋ねてみた。
するとサっとスマホを取り出して店名を検索してくれて
「この道のもう一本向こう側ですね!」とハキハキと爽やかに
そのお店のある方向を教えてくれた。
ありがとう、とお礼を言って別れ、その道を探しに歩いてみたら
その先は住宅街になっていたのでこれは違うと思い
振り返って元の場所方向へ歩いていると、
あの少年達が追いかけて来たのが目に入った。
不安そうに歩いていたおじさんがよっぽど気になったのかw
お店を急いで探しあて僕を探しに来てくれたのでした。
お店の入り口でまた、ありがとう、とお礼を言って彼らと別れる際に
一人の少年が「ありがとうございました!」とさっと頭を下げてのお返事。
その思いがけない反応に驚いた。
どんな素晴らしいご家族と先生方そして友人達に囲まれて
こうして真っ直ぐに育ってきているのだろう。
三人で楽しそうに走り去っていく後姿を見ながら思いました。