Naylor SD 60 EL34s レビュー
僕の普段のシステムでは基本的にペダルでドライブを作っていて
アンプはクリーンというセッティングがほとんどなので、
まずアンプを選ぶ条件の一つとしてまずクリーンが奇麗で
エフェクターのノリが良いというのが絶対条件でした。
ライブで使用時にはLo Input側を使用しています。
こちらはHi Inputで作るクリーンとは別物でして、
フェンダーアンプの様な角の取れた感じの音質です。
現在はアナログマンのPrince Of ToneとVelvet Pedal Minotaurで
基本的な歪みを作っていますが、こちらとの相性もバッチリです。
ペダルの設定は若干トレブリーにした方がエッジが利きいい感じになります。
Hi Inputに繋いだ時のドライブサウンドも本当に素晴らしいの一言です。
EL34管を搭載したモデルなのでより暴れたドライブサウンドで、
音の出が相当早く、かなりコンプレッションが利いている
Lo Inputとは別物の ミッドのもたつきは皆無な極上のサウンドです。
シングルPU ハムPUを問わずベストマッチするとは思いますが、
P-90と合わせた時のサウンドがもの凄く良かったです。
個人的にもっと素晴らしいと感じたポイントはEQの効き具合とBiteスイッチで、
EQは各レンジが本当に使える音楽的な帯域で、とても有効な利き方をします。
BiteスイッチはOn/offでその音質がガラリと変わります。
例えばクリーンだけ例にとれば、Hi InputのBite On/Off、Lo InputのBite On/Offと
4種類のクリーンを好みで選ぶ事が出来ます。
1チャンネル仕様ではありますが使い方とアイディア次第で
かなり幅広く音作りが可能なアンプだと思いました。