格の違い、とはこういうことを言うのでしょう。
久しぶりにすんごいものを体感した夜でした。
グレンヒューズは現在72歳。"Burn"リリース50周年記念ツアー、ということは
グレンが22歳の頃にリリースされたという事になりますね。
改めてスゴすぎるw
さてDeep Purpleの曲のカバーを演奏しているバンドを見かけると
まずやはりその要であるリッチーのあのギターサウンドを求めてしまうのは
リッチーファンであれば間違いなくそこは譲れないポイントでしょう。
それほどリッチーのギターサウンドはシグネチャーサウンドとして脳裏に焼き付いていて
Deep Purpleの曲をやるならせめてあれに近いギターサウンドを期待されてしまうという
それだけでかなりハードルが高くなる難題だったりします。
そこでこのライブの予習にとツアーのライブ動画をチェックしてみたら
そのギタリストさんはまあまあいい線いっているではないですか!
それでライブを見るのがさらに待ち遠しくなりました。
しかし当日のライブでは箱の音響が良くないのか、ステージ上の音量は抑えてあるのか、
ギターの音は残念ながら期待していたほどクリアーには聴こえませんでしたが、
グレンヒューズの迫力ある歌声に圧倒され、他の事は気にならなくなっていましたw

後半にはBlack Country Communionで一緒だったジョーボナマサがステージに呼ばれ、
なるほどマーシャルスタックの右隣に設置してあったフェンダーアンプの謎が解けました。
アンプの上には古いマエストロ・エコープレックスが置いてあったし、
何の為にあるのか気になっていたのでした。
Mistreated (Saban Theater, Beverly Hills CA 9/8/23)
次にステージに現れたのはR.H.C.Pのドラマー、チャドスミス。
チャドは2006年にグレンとタッグを組んでアルバムを一枚制作していました。
相変わらずパワフルなプレイでライブを盛り上げていました。
Los Angelesならではの豪快なゲストプレイヤーの飛び入りですね。
Highway Star (Saban Theater, Beverly Hills CA 9/8/23)
もちろん最後は皆さん揃ってBurn !

Burn (Saban Theater, Beverly Hills CA 9/8/23)
ホンモノの概念が変わった夜となりました。
☆今日のBGM☆
Black Country Communion.Live.2011