PLEX & IR-D レビュー
斉藤様よりステキなレビューが届きましたので、ここにさっそくご紹介させて頂きます。
ーーー
アジトに行って参りました!
いつもFrom LAで情報をいただき、素晴らしい製品を購入させていただいていますが、
FRIEDMANの新製品が入荷したと聞き、その秘密基地に初めて潜入させていただきました。
アジトの内部は、到着したばかりのアンプやキャビネット、またギターストラップ等がギッシリとレイアウトされ、目が踊りっぱなしでした。
スタッフの方々はとっても親しみやすく、目当てであったFRIEDMANのPLEXとIR-Dの爆音での試奏を丁寧な説明でサポートしていただき感謝するばかりです。
また、たまたま来日されていた代表の玉谷さんともお会いすることができ、憧れのアーチスト達との数々のエピソードに時間を忘れて聞き入ってしまいました。
貴重で楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
音を出したら欲しくなってしまうのは分かってはいましたが、結局FRIEDMANのPLEXとIR-Dを購入してしまいました。(IR-X購入者への特典価格にも後押しされた感じですが)
*FRIEDMAN・PLEX
以前、Marshall 1987x Custom Modを購入し、これこそ自分にとって究極のアンプだと思っていました。(Marshallのルックス、音に加わる程良いハイゲイン)
そしてついにFRIEDMANさん、そのCustom Modをグレードアップしてご自身の名を冠したアンプにしちゃいましたねって感じのPLEX。ルックスもサウンドもモロにMarshallですよ。たまらないです!
(FENDER JAPANストラト→PLEX→Fryette PS100→Marshall 1960B)
まず一発!
おぉ!まさにMarshall
フルアップにすると、Marshallの音を核に内側から押し出す感じの歪が脳を揺らします。音の立ち上がりが早く、ギターVolのコントロールで変化する様、イイ~!
ヴァリアックモードでブラウンサウンド。Vol 1とVol 2ミックスでカスケード効果。
これがFRIEDMAN ModではなくFRIEDMANブランドのPLEXなんだと納得してしまいます。
マスターVolがありますが、PS100を使いマスターVolフルが推奨されています。
しかしながら、PS100を使わず、マスターVolで出音を加減する音も好きです。PS100を使うと音が太くてまろやかになる感じがありますが、マスターVolのみで出音を加減すると、シングルコイルのストラトのためか音がシャープ(音圧は少なめ)な感じです。
自宅の機材で使用した場合、ヴァリアックモードでマスターVolを使用した音がカッコ良く、80年代を感じながら弾き続けました。アジトでは50Wモードがパンチのある歪に聴こえたのですが不思議。
アジトでの試奏は、Bogner 412sキャビネットを使用して、サステインを得るために軽くオーバードライブペダルを加えましたが、自分のMarshallキャビを使用すると音が暴れる感があり、サステインは十分にあり、歪系のペダルは必要なしでした。使用する機材の組み合わせや空間による音の聞こえ方って違うものですね。今はこのアンプの魅力を十分に引き出せるよう、しばらく弾き続けるのが楽しみです。
確かなのは、PLEXは最強の80年代アイテムだという事です。
*FRIEDMAN・IR-D
IR-Xが小型のフロアタイプのプリアンプでは最強と思っていたところ、突然に発表された感のあるIR-D、これがまた最高!
2チャンネルが異なる音のキャラクターであるIR-Xに対して、IR-Dは2チャネルとも音のキャラクターは同じ。その出音は太くてデカイ!(Marshall SV-20C のリターンに接続して使用)
もちろん、ギターのボリュームを絞ったところから上げていき、変化させることによって得られる真空管ならではの気持ち良いサチュレーションを肌で感じることができ、マックスの歪はペダルの追加を必要としません。空間系のエフェクトがあれば音づくり完成といった感じ。
PC操作は苦手なのでまだIR機能は試せていませんが、Dirty Shirleyペダル好きの自分にとって、お気に入りの1台になりました。
⭐︎今日のBGM⭐︎
Gary Moore - Fighting (Demo: 1985)