正にレジェンド
Glenn Hughesがステージに現れた瞬間、その景色がまるで違うものに見えた。
70年代のライブ映像でよく観る、アリーナの前方の熱狂的なファンの反応を見ている様で、
ライブの頭からあれだけ目の前の光景に惹き込まれてしまうというのも稀。
本物のミュージシャンの生き様を見せつけられているからか、
演奏が始まっても脳が何かをジャッジする余裕すら湧いて来ない。
Deep Purpleを聴いて来なかった友人の「歌上手いね!」という一言には吹き出しましたがw
60年代〜70年代にいい音楽だけを聴いて育った本物のミュージシャンですよね。
持っている空気感がまるで違い、それに二回りほど年下のメンバーが必死に合わせている。
そんなイメージが湧いて来て、そのミックス具合がまたとてもいい味を醸し出していました。
70~80年代のバンドがこれが見納めの"ラストツアー"と謳ってツアーを行なっている現代に、
御年72歳のグレンはKeep On Movin'と歌い、自分の仕事は皆を楽しませる事!と語り、
引退をほのめかす事なく、力強く「I Love You!」と何度も言っていた姿が清過ぎて、
もうこのレジェンドについていきます!という気分です。
どこかトミーボーリンを彷彿とさせる風貌のギターのソーレンがまた素晴らしい!
PS、ジュリアンレノンもがっつりライブに見入っていました。
⭐︎今日のBGM⭐︎
Glenn Hughes - You Fool No One at The Whisky 2/2/2024