Toshi@Backstage
Culver Cityという街に古くからあるダイブバーで
ToshiのギグがあったのでD!を誘い見に行ってきました。
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「ドラマーがいいよ!」とテキストメッセージが来ていたので、
期待が入っていたのですが、これが本当にスゴかった。
そりゃあ壮絶に巧いワケですよ、子ザッパバンドのドラマーだしw
キーボードプレイヤーはジョーコッカーでプレイしているとか。
そこにファンキーでテイスティーなToshiのギター。
さくっと見に行きますか!と当初言っていたD!は結局
最後までかぶりつきでノリノリな夜になりました(笑)
この日はTop 40のカバーを演奏していたのですが、
リハなしということで適度に緊張感あるプレイで、
ボーカルもさりげに上手いので気がついたら持って行かれていましたw
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よくあるアメリカのバーの一角でプレイしてる雰囲気、伝わりますか?
バンドに背を向けてバーで座って呑んでいる人達をその気にさせられたら、
その腕が認められた証拠という世界だったりもします。
日本であれば音が聴こえる方に目が行ってしまうと思いますが、
こっちの人は興味がないと全く無関心で見向きもしてくれませんw
エンターテイナーとしての腕を磨くには、やはりこういう環境からなんですね。
シンガーやミュージシャンなどが鍛えられる絶好の場所です!
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ピッチャーにチップを入れるのがまたらしい!
こうしてバーやレストランでTop 40を演奏して、
その場にいたお客さんからのチップがその日のギャラになる。
良ければそれなりの稼ぎになるし、良くなければリアルにチップに影響が出る。
そこで鍛え上げられて来た百戦錬磨のプレイヤー達のプレイは
洗練され肩の力の抜けたとても心地よい音でした。
それでもまだバーで背を向けて呑んでいる人が数人いたのですが、
ならばこれでどうだ!的な選曲で最後に Fire (Jimi Hendrix)!
さすがにこれをスルーする人は1人もいませんでしたw
Toshiは最近はたまにしかこういうギグに参加していませんが、
20年以上前は毎週バーやレストランでプレイして腕を磨いていました。
今でもこういうギグはいい勉強になるよ! と言っていたのが印象的です。