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September 30, 2022

Fulltone


FulltoneのCA工房の閉鎖が発表されてから1ヶ月+が経ちました。

工房内はスタッフ全員連日フル稼働でのバックオーダーの生産、
および新作ペダルのリリースの準備などに追われている状況下、
側近の関係者にとってもまさに寝耳に水であったマイクの英断でしたが、
まあいろんな意味でいいタイミングでのセミリタイア宣言だったとは思います。

10年ほど前から既にリタイアを口にしていてあれこれと検討していたので、
あの時点からさらに10年間続けてこれたのは長年従事して来てくれていた
家族同然の優秀なスタッフさん達がいたからとの事です。

発表からこの1ヶ月間は相当数あったバックオーダー分の生産に追われていましたが、
昨日確認してみたところ、パーツや筐体などの在庫はほぼなくなったそうなので、
予定よりも早く生産終了となりそうです。

カリフォルニアの工場を閉鎖する、という文言の裏の意味を汲み取ってみると、
また気が向いたらカスタムペダル製作をするかも知れないとは聞いているので、
ナッシュビル発のカスタムペダルメーカーとしてまた再スタートを切るかも知れません。
あのマイクの熱い情熱が無くなってしまうとは到底思えないので、
そこは期待したいところではあります。

またブランドとしてはそのままどこかのメーカーさんが生産を受け継ぐ可能性もあります。
近い将来、それがCA Factory Versionと区別されて扱われるのかも知れませんねw

62歳になったマイクですが、白人さんにしては若々しく元気で、
2年前にナッシュビルに購入した邸宅の広大な敷地内に併設されている、
本格的なプロ仕様のレコーディングスタジオにて、その情熱を注いでいます。
若いバンドやアーティストさん達にチャンスを与えてあげたいそうです。

閉鎖アナウンスメントを受けて、ネット上にはいろいろ好き勝手に書かれていますが、
実際にはこの業界で大成功を収めた一人で、投資や不動産売買でも財を成し、
アメリカンドリームを掴むのを目の前で見せてくれた大変な努力家、
正にジーニアスです。

また日本のTwitterでトレンドに上がってしまうほどのブランドに成長していた事を知り、
全くのゼロからのスタートであったこのビジネスの原点であるフルトーンを
日本のギタープレイヤーさん達が真っ先にそのポテンシャルの高さに気が付いてくれて
多方面で話題にしてくれたおかげだと個人的には感無量でした。
感謝の気持ちで一杯です。

そして多くの関係者の皆様の存在を忘れてはなりません。
心からの感謝を申し上げます。

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Jeorge Tripps所有の最初期(1994年製)のOctafuzz!
まだFulltoneの記述がない点にも注目。

当時ジョージはまだ学生で、Way Huge Pedalをスタートしたばかり。
この二人はカスタムペダル製作において意気投合していました。
その後のお二人のご活躍はご存知の通り。

フルトーンが誕生したマイクが当時住んでいたヴェニスビーチエリアにある
小さなゲストハウスの縁側で、日が暮れる頃に3人で語り合ったあの日が懐かしく、
あの空気感を昨日のことのように思い出します。


⭐︎今日のBGM⭐︎
Eric Johnson - Cliffs Of Dover - Live From Austin Texas (1984)

December 26, 2015

#6


新しい出会いにはいつも何か不思議な運命を感じます。
師匠よりギターテクさんから連絡が行くからとのメールを頂き、
すぐにfacebookでつながり、先日神田アジトに足を運んでくれました。
25年以上前にLAでお会いした事があるらしいのですが、
改めましてのご挨拶w

お話ししていて古くからの共通の知人が30人+いると知り、
これまで接点がなかったのが意外な程近い所にいた方と分かり、
今回の出会いは何か満を持したものである気がしてなりません⭐︎

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そして後日送られてきた写真を見てまたビックリ!
マイクフラー氏がまだミスターフルトーンになる以前。
僕が所有しているタイコブラ・オクテイヴィアをコピーしてもらい
8台オーダーして日本に出荷した内の一台、
Fultone Octafuzz(#6)を所有しているとのこと。
この巡り合わせ、何かある!w

January 15, 2014

Atma 18


Prashant AswaniによるBogner Atma 18のデモがリリースされました☆
その場で演奏されたライブのギターサウンドをお聴きください。

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Octafuzzのトーンも要チェック!

March 14, 2013

オズ


L.A Sound Designのデイブからいままで何度も誘われていたのですが、
いまひとつ乗る気になれずに未経験だったOZ NOYのライブ。
今日は工房に顔を出したタイミングでライブに行く所だったので
これも何かのご縁と誘われるがまま見に行って来ました♪

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エフェクトを駆使したユニークな展開と
正にミクスチャーなギタープレイで楽しめる内容でしたが、
何よりも聴いていて惹き込まれてしまったのは
リズム隊のお二人の素晴らしいプレイ♪
ベースがAnthony Jacksonというだけでも おおお!なのに
ドラムがDave Wecklとなるともう落ち着いてはいられないw
あんなに心地よいドラムを聴いたのはステュワートコープランドぶりかな。
とにかく素晴らしかったです!

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Fulltone Octafuzzの隣の黒いペダルはXTS Atomic Overdrive!

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カスタムショップのストラトのズ太いトーンに聴き惚れた。
終演後その場でいろいろとオズに聞いてみたところ、
ネックとミドルのピックアップはカスタムショップの69 by Abby。
ブリッジは恐らくリンディーのリワウンド物とか。
弦のゲージは、010と011(ボトム)のミックスになっているそうです。

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November 27, 2010

平井 武士さん

先日ソロアルバムをリリースした 平井 武士(TRIX)さんが
サポートギタリストとしてSphere(スフィア)という女性四人組の
アーティストさん達の武道館公演に参加し、ご愛用頂いている赤のBogner Shiva Custom & 4x12キャビネットを爆音で鳴らして楽しんで来たそうです♫

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Colossal Cableのレビューも頂いたのでご紹介させて頂きます☆

世の中たくさんのCableが出回っていて全部試してきた訳ではないのですが
どのCableもだいたい一言で特徴を言い表せました。
例えば「ハイが出ていて抜けるね」とか「ローがたくさん出るな」
「ハイファイだローファイだ」などなど・・・

Colossal Cableは一言では特徴を語れません!

「音が抜けるのにハイは決してきつくない」「ローが出て太いのに輪郭はしっかりある」「明らかにローミッドが出ているのにわざとらしくない」・・・などなど。何より楽器のおいしいと思われる様々な周波数帯がはっきりと出力されている気がします♪ なので細かいニュアンスもよく伝わります・・・下手なプレイをするとバレそうです(笑)

Cable本体の柔軟性もよくステージでの取り回しも良さそうなので早速本番で使用してきます!!

素敵な出会いをありがとうございました!!


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ソロアルバムでは、メロ以外のバッキングは9割 SHIVA Custom +Bogner 4×12キャビ、メロもキャビネットはもちろんBogner 4×12キャビです!!
6曲目でFulltoneのOctafuzzを使用してます♪

Amazon - jetism

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July 27, 2010

New Octafuzz

コンパクトなサイズに生まれ変わったオクタファズが少量入荷しております!

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July 29, 2008

SRV

今日はハリウッド方面に用事があったので 久しぶりにギターセンターにも立ち寄って来ました。昔(90年代初頭)この直ぐ隣道にあるアパートに住んでいたので、ほとんど毎日の様にこの界隈の楽器屋さんへ冷やかしに通っては色々とヴィンテージの楽器を勉強させてもらっていたのでとても思い出深い場所です。

レイヴォーンの愛用していた楽器が正面の入り口のショーケースに並んでいます。ガラスに写り込んでいるのは"Hollywood Walk of Fame "を真似たギターセンターの"Hollywood`s Rockwalk"。Top Artist達の手形とサインがズラりと並んでいます。B`zさんの手形があるはず。さてどこかな... (. . )( . .)

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December 12, 2005

Tycobrahe - Octavia

ファズサウンドに縁のなかった私をその世界に引きずり込んだ一品はこの Tycobrahe Octavia です♪ 

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1992年5月28日 ハリウッドのチャイナクラブでランドウが派手に使用しているのを観て完全にノックアウトされて以来、私の人生を変えてしまったと言っても過言ではないVintage Effectorです。

Tycobrahe Engineering Company,Inc というメーカーは昔の広告をみるとLos AngelesはHermosa Beachに当時存在し、マイナーなメーカーでありながらも 全米にディーラーを持ち Octavia, Pedal Flanger, Parapedal というユニークなエフェクターを世に送り出していましたが 70年代の数年間しかその存在を確認する事は出来ません。

ジミヘンドリックスの所有していたオクテイヴィアの修理をTycobrahe社が依頼され、そこからTycobrahe社製のOctaviaの誕生に至ると伝えられています。

出荷台数が少なくまたSRVが最後のツアーで使用した(足下に置いてある写真を見た事があると思います)事もあり現在ではマニアの間でのみ取引されているのでお店では滅多にお目にかかれなくなってしまいました。

Fulltone - Octafuzz、Ultimate Octave をはじめ いくつかのオクテイヴィアを再現するエフェクターが出ているので是非トライしてみてください♪ 
あっちの世界に引きずり込まれてしまう事を覚悟の上で,,, ^^;

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