職人技
90年代初頭にハリウッドの街はずれにあった
古びた小さな楽器屋さんに立ち寄った日に出会った
1937 Gibson L00 Sunburst⭐︎
奥まった部屋の壁にディスプレイされた多くのアコギの中、
パッと見はリイッシューみたいなコンディションのギターが目につき
しかしヴィンテージならではの芳ばしい香りに
これはただ者ではない!っとw
つま弾いてみたらどストライクで
その乾いた美しい響きに感動し、即決っ!
またそのお買い得なお値段にも感動で。
その後20年以上に渡って弾いてきましたが、
2年+前の年末のある日、
チューニング中に無理して
力任せにペグを回そうとしたら、
ぐきっ!...
根元からペグが折れてしまい
しばし呆然 ...
リプレイスメントを必死にネットで探すも
似たようなものがあっても同じものは見つけられず、
どうしたらいよいものかと途方に暮れたまま、
ギターケースの中でしばらく眠っていました。
そして先日急に、もしかしたらパフォーマンスギターの須貝さんなら
何とかしてくれるのではないか、と思い立ちさっそく相談してみました。
そして完成してきたギターを見て驚いた。
何やら加工が施されているのはわかりますが、
何をどうやったのか??
本物の職人さんの情熱がなせる神業でしょう。
最高にリスペクト!
その後、このアコギも喜んでくれているみたいで、
日々美しく鳴ってくれています⭐︎