June 27, 2011

Ted Greene

ギタリストの友人の家に遊びに行くととても高い確率で
テッドグリーンの教則本を目にしてきました。

80年代後半、USギター雑誌に掲載されたヴァイのインタビューの中に
テッドグリーンの話題があって初めてその名を知りましたが、
以来多くのギタリストの友人が話題にしていた事もあり、
10年程前にサンタモニカにある小さな老舗の楽器屋さんMcCabe's
その教則本を探しに足を運び以下の3冊を購入。
少しずつ勉強しています。

Chord Chemistry (1971)
Modern Chord Progressions (1976)
JAZZ Guitar - Single Note Soloing Vol 1(1978)

これが読み進めれば読み進める程 目から鱗の発想の宝庫で、
自分の解釈でヴィジュアライズしていたギターのフレットボードが
まるで別世界に見えて来るから面白い♫

ギターのフレットボード上の音をどのように使うとより効果的か、
をジックリと学べます。

ヴァイ、エリジョン、マクラフリンなどのトップギタリストも
この教則本から多くを学んだと語っていますね。

ジョーホームズはラッキーな事に2000年頃にツアーの合間にLAに戻る度に
テッドグリーンから直接レッスンを受けていました。

テッドグリーンの映像があるかもしれないと思い立ち、ようつべでチェック。
なんとレッスン中に生徒さんが撮影したヴィデオをいくつか発見!
これはとても貴重な記録なのでお勧めです。

Ted Greene Archives

MI Hollywoodでのセミナー時(1993年)のこの演奏も要チェック。
生徒のリクエストで弾き始めたインプロヴィゼーションでのプレイ♫
卓越した表現力を身につけた本当に素晴らしいギタリストである。

Ted Greene - Solo Guitar - Autumn Leaves

この音色、テレキャスターを1本欲しくなりますね♫

Ted Greene Guitar Seminar: Musicians Institute - June 1993

今は亡きテッドグリーン氏の残した偉業は
ギタリストのバイブルとして永遠に語り継がれる事でしょう。