THE BAKED POTATO SUPER LIVE !
今聴いても凄まじいっ!
主役であるはずのキーボーディストのGreg Mathiesonをルカサーとポーカロが完全に食ってしまっているなと昔は思っていましたが、静と動が適度にバランスを保っている最高のライブアルバムだなと思います。
あのJay Graydonがプロデュース/エンジニアだったというのも興味深い。
全編オーバーダビングなしでの生一発録りというのがこれまたラフで生々しく、
こんな凄い世界がLAのライブハウスでは日々繰り広げられているのかと
当時キッズの僕はかなりの衝撃を受け聴き込む程に愕然としていたものです。
この当時のTOTOと言えば、"Turn Back"〜"TOTO Ⅳ"にかけての頃なので、ルカサーとポーカロの一番脂の乗りきった時期であったと言えるでしょう♫
Bomp Me
このイントロを聴いて何事が始まるのかとワクワクさせてくれたものです。
Goe
特にこの曲のギターソロ(2:00~)にはかなりの衝撃を受けましたw
何を聴けばこういうセンスのいいプレイが出来る様になるのかとw
The Spud Shuffle
迫力あるリズム隊にたたみかける様に迫って来る弾きまくりのルカサーのはじけまくりのギター!大将、すごすぎますっ (-_-)b
(1:16~)からの上昇フレーズはあまりにも美味し過ぎるのですぐに飛びついて音を探ってみてこれまた唖然としたものですw あれ以来ずっとこの上昇フレーズの虜で、いまだに何かとこれを弾いては自己満足に浸る自分ってどうなの?(呆笑)
このアルバムのリリース以来、ベイクドポテトは日本人の観光名所となり、
洋楽ファンがLAに訪れると観光バスを横付けし、とりあえずその日にやっているバンドのライブを見ながら芋を食べて行くというコースがありました。
最近は横付けの観光バスは見ませんが、渡米した当時はよく見かけたものです。
Van Halen,Journey,TOTOと西海岸出身のバンドにのめり込み、
未知の世界に夢を膨らませていた青春時代の大好きなライブアルバムの1枚です♫