Atomic Playboys 10/4/89
昔見たライブのチケットを名刺入れにまとめて収めてあり、
それを久しぶりに見ながらとても印象に残っているライブを
いくつか思い出しました。
その内の一つが20年前The RoxyでのAtomic Playboysのライブです。
なんと1晩で2セットやったとても珍しいショウでした。
まずこのライブが始まる直前に会場内が騒然としているので
皆が後ろを振り返るのにつられて見ると、
ゲスト席エリアで一つのテーブルを囲んでルカサーと
いつもの笑顔でタバコの煙で輪っかを作っているエディーを発見!
小ザッパとトレバーラビンも一緒で。
しかもその後ろのテーブルには当時デイブリーロスバンドで一世を風靡していた
スティーブヴァイとビリーシーハンもいて、事の重大さに緊張した自分w
小さな箱でとてつもない大音量で自由自在にギターを操る
スティーブスティーブンスのプレイに度肝を抜かれ
(大爆音でありながらも心地良いリアルな生音がガンガン聴こえて来ていた)
とてもグルーヴィーで安定したギタープレイに感動した夜でした。
またレイガンサウンドとオクターブジャンプを絶妙なタイミングで
あれだけの爆音でキメるお姿は正に"神"としか言いようがないw
ルカサーもエディーもこれには大ウケしていて
ひっくり返るくらいの勢いで大爆笑していました。
プレキシマーシャルを愛用していたスティーブスティーブンスのサウンドは、
ペイジ/リッチー/エディーに続く極上のハードロックギターサウンドであり、
究極のブラウンサウンドの一つでしょう。
言うまでもなく、ボグナー社での歪みサウンドの音決め作業時には
必ずこのブラウンサウンドを意識して取り組んでいます。
.