Joe Bonamassa Live !
YouTubeで偶然見つけたJoe Bonamassaというギタリストのプレイに釘付けになってから早2年。YouTubeにある映像を片っ端からダウンロードして聴いてきましたが、遂にそのライブをThe Music Box@Fondaで見て来ました。
スチュワートコープランドをROXYで見た時以来であろうか。いい歳して気がついたら最前列に陣取る私!あまりのギターサウンドの心地よさに惹き込まれてしまいました。ブルース系のギタリストのトーンというより 見事なロックギターの美味しいギターサウンドで エッジーでズ太く 艶があって抜けの良い とても滑らかなSweetなトーンはボナマサの個性と相まって聴き手を唸らせます。リズムを弾く際の巻き弦の鳴り(重要です)も素晴らしく とてもミュージカルで理想的なトーンでした。
時にワイルドに時にテイスティーに、ペンタトニックを中心にヒネリを加えて行くボナマサならではの個性たっぷりのプレイはとても魅力的です。
ほとんどのソロ時にはTS808を踏み込み、たまにファズフェイスをとても効果的に一瞬絡めるという懲り様。自身のギターサウンドに相当な拘りを感じました。
リズムプレイではオーディエンスが「Oh My God !」と唸ってしまう様なシャレたコードを要所要所でさらりと弾く所も実にニクイ! 脱帽です!
廻りを見渡すと会場の3/4くらい入っているファン層は40代を中心とするブルース/ロック好きとおぼしき人達。日本のソレとは違って、いつもの様に皆好き勝手に大騒ぎしていて カメラ片手にかぶり付きでステージを楽しんでいる人もいれば 大声で意味もなく叫んでいる人もいたり 脇では楽しそうに踊っているカップルが数組いたりでこれもアメリカらしいなと。
アコギでのパフォーマンスも数曲ありましたが、とてもリズミカルで遊び心一杯のプレイにも思わず惹き込まれてしまいました。
Joeのギタープレイを聴くと無性にギターを弾きたくなるな〜♫ そういうタイプのギタリストが最近は少ないので貴重な存在です!
このES-335のトーンがこれまたホレボレする極上のトーンでした。
古き良き時代のハリウッドの劇場の雰囲気が素敵!
前座はCrosby Loggins。このラストネームでピーンと来た人はいますか? そう、ケニーロギンスの息子さんです。近所のバーで呑んでて見逃したけど (^^;)
YouTubeに沢山のボナマサのライブ映像があるのでチェケラです!