確かにいろんなアンプを手に入れて満足できず買い換えつづけたり、アンシミュで遠回りしてしまうより（利便性もあるけど・・・）時間もコストも経済的なのかも！ 正直、本場の本物のサウンドに接する機会も少ないし、身近にスーパーギタリストがいるわけでなく、ましてやホゼマーシャルを何台も手に入れて研究することなんかできるわけありません（笑）。ギターにハマッって20年以上になるし、シーンの状況も色々あったけど結局のところ本当に素晴らしいギターサウンド、理想のトーンは変わらずあの時代なのでは・・・そんな風に思わせてくれ、感じてしまうこのアンプです！ モダンヘヴィなサウンドも問題ないし、オールドや良い改造マーシャルを手に入れるのは凄く大変でリスキー、安定性／多機能性／現在のサウンドとのマッチングなど考えるとやっぱりエクスタシーカスタム、最高です！

先日スタジオにヘッドだけ持ち込んで爆音で鳴らしてきました！ キャビはスタジオのマーシャルで ちょっと受けきれていないかな・・・とも感じましたが Ｋｉｌｌａｒ　PRIMEとディマジオPUのオーダーストラトでのレビューです。ブースターはマーシャルガバナーUK、TS-9リイシュー、ＳＤ−１、それと初期のFD-2(シリアルNO.187）など、いくつか試してきました。このFD-2、音は太くて凄く気に入っているんですが　この個体だけかもしれませんがちょっとノイズ多め・・・最近の機能も増えたＦＤ−２が欲しい今日この頃です！

３Chでミニスイッチなど機能も多いため最初慎重になりすぎましたが（笑）、どれも使える音なのでこのあたりはじっくり掴んでいけばＯＫと感じました。

１Chのクリーンはありがちなペラペラで薄っぺらい、”ハイゲインだけどクリーンもでますよ”っていうアンプとは次元がまったく違いますね！ オーディオライクというよりはとても音楽的なチューブアンプの良さが感じられ、ギターらしい（？）ふくよかなクリーン、ＥＱ次第で丸い柔らかめの音からキラキラしたクリーンまでいけて しかもゲインを上げたクランチがまた凄く良いです！ ギターのVOLとブースター次第で　歌物中心だったら実はこれだけでいけちゃうかも。

２Chは王道的なサウンドといえばいいでしょうか、扱い易くもあり、それでいてかなりゲインも稼げて良い感じ！ 基音が太いしＥＱの利きが良い為 かなりのバリエーション、巾のドライブサウンドが作れますね。ブースター、歪系の乗り具合は一番良く感じました。一番追求しがいがあるかも。ギター弾きで好みは別としてもこのサウンドがダメって人はいないんじゃないかな〜？ ちなみにストラトには３Chよりこっちのほうがいいな〜、らしい感じが出しやすくて！

３Chは・・・ホントに凄いです！！！ ぶっ飛びましたよ！　80年代〜90年代前半の改造マーシャル（当時のHR/HMはほとんどそうでしたよね？）がシーンの中心のあのサウンドです！　うーん、なんていうか言葉にはホント、表現できない素晴らしさ！気持ちいい！！！ 昔ギター始めた頃から憧れた、エディー、高崎晃さん、その他　改造マーシャル系のサウンドに参ってしまったあの音です！　その頃はまさか自分がそういったアンプを手に入れられるとは夢にも思ってなかったけどエクスタシーカスタムは玉谷さんのお薦めのように、あのサウンドでした！！！ う〜ん、はやくボグナーの４×12キャビ使って爆音で鳴らしてみたいです！ きっともっとめちゃ良い音なんだろうな〜〜〜！！！

しかし、私は本当に良いタイミングで玉谷さんと知り合えて このエクスタシーカスタムを手に入れられて幸せです！！！ もちろんノーマルのエクスタシーや他のボグナーアンプも素晴らしいアンプですが やっぱり80年代を通ってきた僕らの世代にとっては改造マーシャルの当時のサウンド、雰囲気がたまらないものものですから！ "From LA"や玉谷さんのお話など聞かせてもらって、"このアンプは憧れのあの人達、あの時代、あの場所と繋がっているんだ！" そう感じさせてくれる、このアンプ、　一生大事に使います！