October 13, 2005

JOURNEY LIVE !


観てきましたですよ, 泣いてきましたですよ、ジャーニー♪

今年75周年を迎えたGreek Theatre (日比谷野音の約2.5倍ぐらいのサイズ)での
ライブが 夏のツアーの最終日(10/9/05)だったそうで終始リラックスした
ムードでメンバー全員楽しそうに演奏していたのが印象的だったこのライブ。
年季を感じさせる堂々としたパフォーマンスはもちろんの事
そのクリアで完璧なアンサンブルはもう聴き入ってしまうことしばし。
連日のツアーで鍛え上げられたバンドの出す音はもう素晴らしいの一言!! 
(ツアーの初日も観た人の書き込みによると天と地の差があったそう)

スティーブペリーのいないジャーニーなんてジャーニーじゃないっと
いままでライブを観るのをパスしてきましたが今回観てやはりスティーブペリーの
偉大さを再確認し、また同時に新生ジャーニーのがんばりにも共感する事が
できました。バンドのツアーライブレビューのファンの書き込みを見ると
同じ様な気持ちでいたファンも多く、しかし新生ジャーニーのライブを観て
感動しまたファンになったっという書き込みも多々見られます。

このショウは2部形式で、1部は初期のジャーニーを楽曲を中心に演奏され
サンフランシスコのバーバンドを観ている様な錯覚を覚えそのリズムに身を
任せていたら 突然「 Any Way You Want It 」で第1部が終了。
一言言わせてもらえれば「Any Way You Want It」はやっぱり黒のレスポールで
やってもらいたかったです。なんとGibson ES335でプレイしていましたw

2部からは ヒット曲の連発 。新曲をたまに間に挟んでやるんだけれども
お客さんはシビヤ。すぐに席を立ってビールを買いにいく人やトイレに行く人が
ゾロゾロと後を絶たないのはアメリカのオーディエンスの面白いところ。
その辺はっきりしてますです、はいw

「Lights」のイントロをニールが白いストラトで弾き始めたとたん、
あーっ感動!思い出深い曲なんで♪ また極上のシングルコイルのトーンで!
脱帽!やっぱりニールにこういうのをやらせたら天下一品ですね。 
タメにタメたテイスティーで歌いまくりのソロも完璧!っともう聴き入っていたら
そのまま次の曲へ ... 曲の題名を忘れていたほど長い間忘れていた名曲
「Still They Ride (1981)」のイントロを聴いたとたんもう涙がボロボロw
超感動! そして驚いたのがドラムのDeen Castronovoがこの曲のボーカルを担当し
情感たっぷりに完璧に歌いこなしていた事。この日のハイライトといっても
過言ではないほど本当に素晴らしかった!

ヒット曲の連発でお客さんはもう全曲大合唱。「Open Arms」では
友人恋人夫婦同士が肩を組んだり腰に手をあてたりで身体を左右に
振りながら大声で大合唱! ここはキャンプファイアーか?w
正にTHEアメリカです。

ニールのギターソロではキーボードをバックに壮大なスケールでの
U.S. National Anthem!かつてジミがベトナム戦争時にやったように
アメリカ人のスピリットを感じさせる場面で、皆ライターをつけて掲げていたり
胸に手を当てたりして平和への祈りを捧げていました。
またこういう神聖な場面でもどこからともなく匂ってくるあの匂い ...
これもまたアメリカですw

若い新しい世代のファンは恐らく全体の20%くらいであとは40歳前後の
リアルタイムでジャーニーの音楽を聴いてきたであろう昔からのファンで
埋め尽くされSold Out だったこのショウ。
お腹いっぱいで、心地良い満足感に浸りながら帰路につきました。

Journey rules !!
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